手術をするまで

好酸球性副鼻腔炎とアスピリン喘息をしばらく薬でコントロールする

前回の記事では20代前半で慢性副鼻腔炎となり、さらにアスピリン喘息にもなってしまい、手術で有名な耳鼻咽喉科に手術をするつもりで受診したが、薬でのコントロールを勧められたところまで書かさせていただきました。

痛み止めを飲んでアスピリン喘息を発症してしまう(歯医者でもらった薬)私の年齢は現在40代前半(2023年時点)です。 もうはっきりとは覚えていませんが、鼻炎で苦しみ始めたのは20歳の頃からです。 簡単...

20代中盤から41歳までずっと薬でコントロール

ざっくりまとめると、20代中盤から41歳くらいまではずっと喘息治療の呼吸器科鼻炎治療の耳鼻咽喉科両方に通っていました。
通っていると言っても、呼吸器科は年4~5回程度、耳鼻咽喉科は年2~3回程度です。

この時もまだ好酸球性副鼻腔炎という病気の存在すら知らなかったですが、後にそう診断されるのでこの頃から好酸球性副鼻腔炎を患っていた事に間違いなさそうです。

20代中盤から41歳くらいまで、この長い期間、鼻の調子が良い時があったり、症状が辛い時があったりしましたが、幸いにも前回の記事に記載したような酷い発作は起こしたことはないです。

また、ステロイド薬の副作用が気になり何度か通院している耳鼻咽喉科の先生に手術の相談をしたことも何度かありました。

耳鼻咽喉科の先生に手術の相談をしても『手術をしてもまた鼻茸は再発する可能性はある』と言われてしまうとなかなか手術をする踏ん切りが付きませんでした。

基本、喘息に関しては呼吸器科にてステロイド吸入薬(フルタイド、アドエア)を処方してもらい、耳鼻咽喉科ではセレスタミン、リンデロンA液等を処方してもらい服用していました。

途中からは呼吸器科でもセレスタミンとリンデロンA液を処方してもらうようにお願いしました。(耳鼻咽喉科は遠方のため)

耳鼻咽喉科と呼吸器科の両方からセレスタミンとリンデロンA液は処方されている状態です。

耳鼻咽喉科の先生はステロイド薬は使い過ぎに注意と言いますが、呼吸器科の先生はあまりうるさく言いません。

でも副作用が心配なので私も使い過ぎには注意をしていました。

この期間の後半は段々と薬が効かなくなってきて、その状態の時に使っていた薬の量は、

  • セレスタミン:1ヶ月間の内、7日間〜10日間服用
  • リンデロンA液:ほぼ毎日片鼻1滴ずつ垂らす

でした。

この期間の前半の方はもっと服用していた量は少なかったです。
40歳くらいの頃は上記の様な薬の服用で鼻の調子をコントロールしていました。

しかし、ほとんどがセレスタミンを服用している期間だけ調子が良くて、服用を辞めるとまた嗅覚が分からなくなる、の繰り返しでした。
リンデロンA液については効果がない時は全く効き目がなく焼け石に水の状態だと感じました。

呼吸器科でセレスタミンとリンデロン液を処方してもらえるので、耳鼻咽喉科への通院も遠のいてしまい、ずっとこのまま呼吸器科で処方してもらう薬でコントロールすれば良いと思い始め、耳鼻咽喉科には2年間くらい行っていませんでした。

そんなだましだましの生活をしばらく続けていましたが、セレスタミンを飲んでも嗅覚がスカッとよみがえる感覚がなくなってきました。

セレスタミンを1週間くらい飲み続けていても、うっすらとして匂いを感じなくなってしまいました。

いよいよ薬が効かなくなってきてしまったか・・・と思いました。

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サボっていた耳鼻咽喉科通院を再開する

「これは耳鼻咽喉科に行かなければまずい」と思い、手術するにせよ、しないにせよ、とりあえず2年前くらい前まで通っていた耳鼻咽喉科を受診することにしました。

耳鼻咽喉科に久しぶりに予約の電話を入れました。

すると、なんと以前担当してもらっていた医師が別の病院へ移動されていました。

どうしたものかと困っていたら電話受付の方が「先生の移動先の病院の電話番号を教えましょうか?それとも当院で別の医師で受診されますか?」と問われました。

一旦電話を切って少し考えました。

考えた結果、先程電話した今まで行っていた病院の別医師にて受診をお願いして予約を入れました。

この時の決断は人生において大きな決断だったかもしれません。